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経理代行の料金相場

見た目の安さではなく費用対効果で考える経理代行の料金

このページでは単価設定の仕組みや費用対効果の考え方も含めて、経理代行サービスの料金相場について紹介します。

記帳代行サービスの料金体系をベースに比較する

経理代行の料金を検討するにあたって、まずは記帳代行サービスの料金についての説明をしておきます。

仕訳数を基準とした従量制料金の仕組みとは

「記帳代行月額費用1,000円~」という表記があったとして、この場合は月間仕訳数30仕訳までといった仕訳数による設定があり、これが増えると料金も上がる従量制を採用しているケースが多々あります。

また、納期は業者による違いがあり、特急で作業依頼すると別途オプション料金が発生するのも一般的。

従って、同じような従量制料金を比較する場合でも、仕訳数と納期、月額基本料金や初期費用などを同条件で比べてみる必要があります。

記帳代行の料金相場とは

正確な平均値というわけではありませんが、記帳代行の料金相場を掲示しているサイトを複数見たところ、以下が相場の参考になりそうです。(※2018年8月現在)

・価格例
仕訳数 価格(月額) 仕訳数 価格(月額)
30仕訳 1,500円~3,000円 50仕訳 2,500円~5,000円
100仕訳 5,000円~10,000円 150仕訳 7,500円~15,000円
200仕訳 10,000円~20,000円 300仕訳 15,000円~30,000円
400仕訳 20,000円~40,000円 500仕訳 25,000円~50,000円
・価格例
仕訳数 価格(月額) 仕訳数 価格(月額)
100仕訳 10,000円 200仕訳 15,000円
300仕訳 20,000円 400仕訳 25,000円
500仕訳 30,000円 - -

経理代行のパッケージプランとアラカルトメニューの違い

経理代行サービスの場合、対応してくれる業務範囲次第で料金が変わります。そして、料金体系としては、丸ごとアウトソーシングするパッケージ型サービスと、必要な作業項目を組み合わせるアラカルト的なサービスに分けることができます。

一般的に経理代行サービスに含まれるのは主に以下のような業務です。

関連業務を網羅するように多数のサービスを申し込むよりは、経理代行会社側でパッケージ化した丸投げサービスの方がトータルの料金は安くなる傾向があります。このパッケージで、月額費用は30,000円~というのがひとつの目安です。

グレード別の相場価格表(月額)

プランA プランB
(スタンダード)
プランC 別途見積もり
プラン
30,000円~ 45,000円~ 60,000円~ 90,000円など

その他の経理業務別にみる相場料金

給与計算代行

社員人数 基本料金
月額
社員1人あたり
月額
合計
5名 8,000円 600円 11,000円
10名 12,000円 600円 18,000円
20名 16,000円 500円 26,000円
30名 20,000円 500円 35,000円
40名 25,000円 400円 41,000円
50名 30,000円 400円 50,000円

振込み・支払代行

ネットバンキング振込代行
10件まで 5,000円
11件から 400円/件
ネットバンキング以外の振込代行
源泉徴収税・法人税・消費税 1,000円~1,200円/件
住民税・その他の税金 1,500円~2,000円/件

請求書発行代行

10件まで 9,500円~10,000円
11件から 1,000円/件

売掛金管理・買掛金管理代行

件数 料金 件数 料金
10件以内 2,500円 20件以内 5,000円
30件以内 7,500円 40件以内 10,000円
50件以内 12,500円 10件追加ごと 2,500円

※請求書のチェックが完了し、かつ振込手数料の有無が明確な場合の相場

年末調整代行

社員人数 基本料金
月額
社員1人あたり
月額
合計
5名 8,000円 1,500円 15,500円
10名 10,000円 1,500円 25,000円
20名 12,000円 1,400円 40,000円
30名 15,000円 1,300円 54,000円
50名 20,000円 1,200円 80,000円
100名 30,000円 1,000円 130,000円

会社設立代行

税務顧問サービス

売上高 月額 売上高 月額
~2000万円 12,000円 ~3000万円 16,000円
~5000万円 20,000円 ~7000万円 24,000円
~1億円 28,000円 - -

経理業務のアウトソーシングの費用対効果

社内に経理担当がいないのでアウトソーシングするという場合、記帳代行や経理代行の事務作業を依頼するのが基本。ただし、経理のノウハウがないのであれば、コンサルティングも含めて相談することを検討してみましょう。

それによって、財務状況のどこに問題があるか、どうすれば課題解決できるかなど、経理・財務面でのサポートを受けることも可能。これこそ、費用対効果を精査して、依頼先を検討したいものです。

【参照元】

税理士ドットコム「記帳代行の費用相場や利用するメリットとは?」
https://www.zeiri4.com/c_1032/c_1001/

TOKYO経理サポート「導入事例・料金」
https://www.anshin-keiri.jp/case.html

ケロミの経理代行「経理代行サービスの料金」
https://keiri-keromi.com/service/keiri/fee/l

品川経理記帳代行サービス「サポート料金」
https://nasel.co.jp/125/

経理代行といっても代行会社によって対応範囲は様々です。
ここでは、多岐にわたる経理業務の対応・サポートができる経理代行会社3社をピックアップ。各社の対応可能範囲をまとめました。

経理業務を丸投げ
月5万円~依頼できる
経理の特命レスキュー隊

経理の特命レスキュー隊

引用元:経理の特命レスキュー隊株式会社公式HP
(https://www.accounting-rescue.com/)

税理士や日商簿記検定1級などの会計資格を持った隊員が、経理業務をまるっとサポート。

一部業務のみを代行
記帳代行だけでも依頼できる
経理外注・記帳代行センター

経理外注・記帳代行センター

引用元:経理外注・記帳代行センター公式HP(https://www.tokyo-keiri.com/)

記帳代行や年末調整代行、給与計算代行のみなど、スポットで依頼できるのが特徴。

経理業務フローを改善
体制から見直してくれる
TOKYO経理サポート

TOKYO経理サポート

引用元:TOKYO経理サポート公式HP
(https://anshin-keiri.eiwa-gr.jp/)

事業内容に沿った経理業務フローの改善提案といった、コンサルティングも行うのが強み。