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法令(コンプライアンス)遵守はしているか

経理代行業者を選ぶ際、適切な運用をしてくれる業者を選ぶ必要があります。コンプライアンスを守る経理代行を選ぶようにしましょう。

コンプライアンス違反のリスクが高い会社は?

知識が不足している会社

一般的な経理業務に精通していても、業界や業種など特有の会計処理に詳しくない場合、知らぬうちにコンプライアンス違反をしてしまうリスクがあります。例えば、「収益認識に関する会計基準」では収益をどのタイミングでどのくらい計上するか明確にルール化されています。

ただし、中小企業では収益認識に関する会計基準ではなく、従来の発生主義や現実主義が使用されることも認められています。この仕組みを正しく理解していない場合、税務上のトラブルが生じてしまう可能性が。また、財務報告の信頼性に影響が出てしまうリスクもあります。

コミュニケーションをあまり取らない会社

コミュニケーションをあまり取ろうとしない会社は要注意です。コミュニケーションを取らないと、深刻な事態に発展する可能性があります。例えば、新規プロジェクト開始に伴って変更した経理処理の仕方を伝え忘れてしまうと、その間の会計処理をすべてやり直しすることになります。結果、決算が遅れてしまって取引先との関係にも影響を及ぼしかねません。

失敗を防ぐためには、経理代行業者と定期的にミーティングを行うなどして連絡体制を強化することが必要です。社内でのアウトソーシング窓口を一本化すれば、情報を把握しやすくなるため効果的です。

その他リスクの高い会社(確定申告を依頼する場合)

税理士資格のない会社

一般的には、税理士資格がなくても記帳代行は問題ありません。しかし、税理士資格なしで記帳代行業務を行う場合、納税者の代わりに確定申告書類を作成すると税理士法に違反する行為になります。

税務申告を代行することは、税理士資格を有する人のみに許された専門的業務です。資格がない場合でも記帳は許されますが、申告は資格を有するものでないと許されないと覚えておきましょう。

コンプライアンスを守るための経理代行の選び方

実績のある会社へ依頼する

経理代行業者を選ぶ際、実績と信頼性のある企業へ依頼することが大切です。例えば、国際規格である「ISO27001」の認証があれば情報管理の基準を満たしているという判断基準にもなります。

顧客からの口コミや評判、過去に取引があった会社からの評価などを調査し、信頼できそうなサービスを選択するようにしましょう。

コミュニケーション体制が整っている会社

経理代行業者とスムーズなコミュニケーションを取ることは、業務を円滑に進めるために欠かせません。メールの返信にどれくらいかかっているか、電話やメールだけでなくチャットツールなどの活用もしているのかなどをチェックすることも、コミュニケーション体制の判断材料になるでしょう。

また、税制改正や会計基準の変更の際には対応策を説明してくれるのかも確認しておくと安心です。

経理代行といっても代行会社によって対応範囲は様々です。
ここでは、多岐にわたる経理業務の対応・サポートができる経理代行会社3社をピックアップ。各社の対応可能範囲をまとめました。

経理業務を丸投げ
月5万円~依頼できる
経理の特命レスキュー隊

経理の特命レスキュー隊

引用元:経理の特命レスキュー隊株式会社公式HP
(https://www.accounting-rescue.com/)

税理士や日商簿記検定1級などの会計資格を持った隊員が、経理業務をまるっとサポート。

一部業務のみを代行
記帳代行だけでも依頼できる
経理外注・記帳代行センター

経理外注・記帳代行センター

引用元:経理外注・記帳代行センター公式HP(https://www.tokyo-keiri.com/)

記帳代行や年末調整代行、給与計算代行のみなど、スポットで依頼できるのが特徴。

経理業務フローを改善
体制から見直してくれる
TOKYO経理サポート

TOKYO経理サポート

引用元:TOKYO経理サポート公式HP
(https://anshin-keiri.eiwa-gr.jp/)

事業内容に沿った経理業務フローの改善提案といった、コンサルティングも行うのが強み。